厚生年金保険法

2008年3月31日 (月)

老齢基礎年金を一部繰り上げたら、年金額はどうなる?

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問5(1)①】

 E夫さん(昭和23年4月2日生まれ)は、昭和45年4月から㈱甲社に勤務し、60歳に達した日に退職する予定である。先日、社会保険事務所で相談したところ年金見込み額は、報酬比例部分が1,301,000円、定額部分が753,000円、加給年金額は396,0000円で、65歳からの老齢基礎年金は732,700円とのことであった。

 妻のF子さん(昭和23年7月2日生まれ)は、過去に8年間会社勤めをしたことがあり、この間厚生年金保険に加入していた。その年金額は報酬比例部分が110,000円、定額部分が158,000円(経過的加算相当額24,800円を含む)、65歳からの老齢基礎年金は555,000円とのことである。

(1) E夫さんが平成21年4月(61歳)に一部繰上げの老齢基礎年金を請求した場合、①受給できる年金額の総額および、②65歳から受給できる老齢基礎年金の年金額を、計算式を示して算出してください。

※本日は(1)①のみ解説します。

【解説】

まずは、繰上げしない場合のF夫さんの給付のスタイル図を

書いてみます。

60歳 64歳 65歳
報酬比例部分 1,301,000円 老齢厚生年金 1,301,000円
定額部分 経過的加算 20,300円
753,000円 老齢基礎年金 732,700円
加給年金額
396,000円

次に、E夫さんが61歳で、老齢基礎年金を一部繰上げ受給した

場合のスタイル図を書いてみましょうpencil

60歳 61歳 64歳 65歳
報酬比例部分   老齢厚生年金
定額部分     経過的加算
一部繰上げの老齢基礎年金  
加給年金額 残りの老齢基礎年金

では、それぞれの年金額について計算していきましょうdollar

①報酬比例部分 1,301,000円

②定額部分(繰上げ調整額)

 老齢基礎年金の一部を繰上げ受給すると、定額部分も同時期

 から繰上げ支給されることになります。ただ、定額部分の場合は、

 繰り上げたときの65歳までの受給額と繰り上げないときの65歳

 までの受給額は同じです。

 61歳から65歳までの48月のうち、61歳からもともとの支給開始

 年齢である64歳までの36月について繰り上げるので

753,000円-(753,000円× 36月 )=188,250円
48月

 定額部分(繰上げ調整額)は、188,250円です。

③老齢厚生年金の額

 1,301,000円+188,250円=1,489,250円≒1,489,300円

④一部繰上げの老齢基礎年金

 ②とおなじ期間について繰り上げることになりますから、

 繰上げの対象となる金額は、

732,700円× 36月
48月

 となります。

 一部繰上げの老齢基礎年金の額は、この額からさらに

 減額率を乗じた額を引いた額になりますから、

 

(732,700円× 36月 )-
48月

(732,700× 36月 ×0.5%×48月)
48月

   =417,639円≒417,600円

 一部繰上げの老齢基礎年金の額は、417,600円です。

⑤61歳に受給できる年金額の総額

 1,489,300円+417,600円=1,906,900円

1,906,900円を受給できます♪

***************************************************

気がつけば、前回の更新から1週間以上経っていましたbearing

なかなか時間が取れず、時間の取れたときに少しずつ更新して

いたら、こんなことになってしまっていました・・・。

今日で、勤務先の社労士さんが退職されます。

明日から労働局で労働相談をされるそうです。

私も明日からとうとう社労士です。

頑張るゾ!!

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2008年3月22日 (土)

高年齢雇用継続給付を受けたら、老齢厚生年金がまた減った(泣)

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問4(3)】

 D夫さん(昭和23年3月20日生まれ)は、昭和46年4月から㈱甲社に勤務し、60歳の誕生日(平成20年3月20日付)で定年退職するが、同年4月1日から㈱乙社に65歳になるまで勤務する予定である。㈱甲社での退職前1年間の賃金月額は定額の450,000円(標準報酬月額440,000円)、賞与は平成19年6月に480,000円、同年12月に720,000円であった。

 ㈱乙社での条件は、賃金月額215,000円(標準報酬月額220,000円)、賞与は6月と12月にそれぞれ300,000円ずつ支給される予定である。なお、年金額は、報酬比例部分1,320,000円、定額部分732,000円、配偶者加給年金額396,000円とする。

(3) D夫さんが基本給付金を受給した場合、在職老齢年金はどのように調整されるか、調整される金額を明示して簡潔に説明してください。

※本日は(3)のみ解説します。

【解説】

在職老齢年金を受給している人が高年齢雇用継続基本給付金を

受給した場合、お給料の額によって老齢厚生年金が減らされる

のに加えて、高年齢雇用継続基本給付金の額によって更に

老齢厚生年金が減らされます。

高年齢雇用継続基本給付金は、60歳以後の賃金が計算の

基礎となりますが、高年齢雇用継続基本給付金を受給したことに

よって減額される老齢厚生年金の額は、標準報酬月額が

計算の基礎となります。

①賃金低下率

 215,000円÷450,000円×100=47.8%

②在職老齢年金が調整される金額

 220,000円×6%=13,200円

在職老齢年金に仕組みによる支給停止に加えて、更に支給停止

となる という意味の言葉が必要でしょうねぇ、きっと・・・

***************************************************

4月から放送大学で、大学生になることになったのですが、

昨夜、いくつかのテキストが届きましたhappy01

就職してから、通勤電車内では給与計算に関する本を読んでいた

のですが、これからは大学のテキストの読み込みをすることに

しました。 社労士の勉強で培った勉強法を取り入れて、

時間が掛かっても、多くのことを吸収してしっかりと卒業したいと

思っていますsign03

で、今日は入学式に相当する会があるということで、お昼から

出席してきま~すhappy02

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2008年3月18日 (火)

高年齢雇用継続基本給付金が支給される理由

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問4(2)】

 D夫さん(昭和23年3月20日生まれ)は、昭和46年4月から㈱甲社に勤務し、60歳の誕生日(平成20年3月20日付)で定年退職するが、同年4月1日から㈱乙社に65歳になるまで勤務する予定である。㈱甲社での退職前1年間の賃金月額は定額の450,000円(標準報酬月額440,000円)、賞与は平成19年6月に480,000円、同年12月に720,000円であった。

 ㈱乙社での条件は、賃金月額215,000円(標準報酬月額220,000円)、賞与は6月と12月にそれぞれ300,000円ずつ支給される予定である。なお、年金額は、報酬比例部分1,320,000円、定額部分732,000円、配偶者加給年金額396,000円とする。

(2) D夫さんが受給できる雇用保険の高年齢雇用継続給付(基本給付金)について、受給できる理由および受給月額と受給できる期間を賃金低下率を明示して簡潔に説明してください。

※本日は(2)のみ解説します。

【解説】

①賃金低下率

 215,000円÷450,000円×100=47.8%

 賃金低下率が61%未満である。

②受給月額

 215,000円×15%=32,250円

③受給できる期間

 60歳から65歳までの間

これらのことに、被保険者期間が5年以上あることなどが

書かれていれば、大丈夫ではないかなと思います。

***************************************************

今日これから、勤務登録をするため、社労士会へ行ってきます。

平成20年4月1日付で、勤務社労士となります。

一歩一歩、自分の目標に向って頑張っていこうと思います。

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2008年3月13日 (木)

60歳台前半の在職老齢年金を計算しよう!

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問4(1)】

 D夫さん(昭和23年3月20日生まれ)は、昭和46年4月から㈱甲社に勤務し、60歳の誕生日(平成20年3月20日付)で定年退職するが、同年4月1日から㈱乙社に65歳になるまで勤務する予定である。㈱甲社での退職前1年間の賃金月額は定額の450,000円(標準報酬月額440,000円)、賞与は平成19年6月に480,000円、同年12月に720,000円であった。

 ㈱乙社での条件は、賃金月額215,000円(標準報酬月額220,000円)、賞与は6月と12月にそれぞれ300,000円ずつ支給される予定である。なお、年金額は、報酬比例部分1,320,000円、定額部分732,000円、配偶者加給年金額396,000円とする。

(1) D夫さんが、㈱乙社に勤務した場合、平成20年6月分の在職老齢年金の受給月額を、基本月額、総報酬月額相当額を算出のうえ、いずれも計算式を示して算出してください。

※本日は(1)のみ解説します。

【解説】

D夫さんは、s.23.3.20生まれなので、定額部分の支給は64歳から

です。長期加入特例にも障害者特例にも該当しませんしねwink

h.20.4 h.20.6 h.24.4 h.25.4
60歳   64歳 65歳
報酬比例部分 1,320,000円
定額部分
732,000円
加給年金額 396,000円

これが、D夫さんが60歳以降に受給できる年金です。

ご覧のとおり、平成20年6月に受給できる年金は、

報酬比例部分だけです。

ですから、基本月額を計算するときの年金は、報酬比例部分

だけで計算します♪

①基本月額

 1,320,000円÷12月=110,000円

②総報酬月額相当額

 ・標準報酬月額・・・220,000円

 ・賞与・・・平成19年12月に720.000円、平成20年6月に300,000円

 220,000円+(720,000円+300,000円)÷12月=305,000円

支給停止になる年金額を計算します。

  1. 総報酬月額相当額+基本月額支給停止調整開始額(現在28万円)なら、老齢厚生年金は全額支給。つまり減額はされないということ。
  2. 総報酬月額相当額+基本月額支給停止調整開始額(現在28万円)なら、下表の計算式による額を減じた額を支給。

総報酬減額相当額 基本月額 計算式
支給停止調整変更額以下 支給停止調整開始額以下 (総+基-支給停止調整開始額)×1/2
支給停止調整開始額超 総×1/2
支給停止調整変更額超 支給停止調整開始額以下 (支給停止調整変更額+基-支給停止調整開始額)×1/2+(総-支給停止調整変更額)
支給停止調整開始額超 支給停止調整変更額×1/2+(総-支給停止調整変更額)

  ※支給停止調整変更額は、現在48万円

D夫さんの場合、①基本月額が支給停止調整開始額以下、

②総報酬月額相当額が支給停止調整変更額以下ですから、

支給停止額の計算式は、(総+基-支給停止調整開始額)×1/2

となります。

③支給停止額

 (305,000円+110,000円-280,000円)×1/2=67,500円

☆D夫さんの平成20年6月分の在職老齢年金の受給月額

 110,000円-67,500円=42,500円

というわけで、受給月額は42,500円dollarですね♪

***************************************************

就職したてだというのに、今月からイキナリとある会社の

給与計算業務を任せていただけることになりました。

今月はさすがに所長と、今月末で退職される先輩社労士さんに

教わりながらですが・・・  頑張りまっすscissors

昨日の勉強 :年金アド2級試験の見直し

本日の勉強予定 : 年金アド2級試験の見直し

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2008年3月11日 (火)

加給年金額が支給停止になるのは?

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問3(3)】

 B夫さん(昭和20年3月15日生まれ、昭和59年10月結婚)の公的年金の加入歴は、次のとおりである。B夫さんは63歳に達した日に定年退職となることから年金額等について相談をするためA銀行X支店を訪れた。

  • 昭和43年4月~平成15年3月:㈱甲社に勤務し厚生年金保険に加入。昭和48年4月からは厚生年金基金の加入員でもある。
  • 平成15年4月~平成15年9月:国民年金に加入して保険料を納付
  • 平成15年10月~63歳に達するまで:㈱乙社に勤務し厚生年金保険に加入(厚生年金基金にも加入)

 B夫さんの平成6年基準(従前額保障)の平均標準報酬月額は365,200円、平均標準報酬額は402,800円、厚生年金基金の平均標準報酬月額は290,600円、平均標準報酬額は437,800円である。

 なお、妻のC子さん(昭和24年2月25日生まれ)は、平成3年4月から㈱丙社に勤務して厚生年金保険に加入、60歳に達した日に退職の予定である。昨年の年収は、300万円であった。

(3) C子さんが退職後、特別支給の老齢厚生年金を受給すると、B夫さんが受給している年金はどのような影響を受けるか、簡潔に説明してください。

※本日は(3)のみ解説します。

【解説】

加給年金額の対象となる配偶者が、

  • 被保険者期間の月数が240以上である老齢厚生年金
  • 障害厚生年金
  • 障害基礎年金
  • 共済組合等が支給する老齢若しくは退職又は障害を支給事由とする年金給付であって、政令で定めるもの

のいずれかの給付を受給できる場合は、その受給している間、

加給年金額(特別加算を含む)は、支給停止となります。

これらのうち、老齢厚生年金の「被保険者期間の月数が240以上」

には、どうやら問3におけるテーマのひとつになっているらしい

「中高齢の期間短縮特例」が絡んできます。

加給年金額の対象となっている配偶者(例えば妻)が、中高齢の

期間短縮特例に該当する場合は、240月以上である老齢厚生

年金であるとみなして、加給年金額が加算されている老齢厚生

年金の受給者(例えば夫)の加給年金額が支給停止となります。

こういう趣旨を盛り込んで書けていれば、大丈夫だと思いますwink

***************************************************

社労士事務所、第2日目。

終業間際に、やらかしてしまいましたwobbly

3年間も社労士の勉強をしてきたのに、いつまで経っても

おっちょこちょいは治りませんね… 死ぬまでムリかなcatface

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2008年3月10日 (月)

中高齢の期間短縮特例って?

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問3(2)】

 B夫さん(昭和20年3月15日生まれ、昭和59年10月結婚)の公的年金の加入歴は、次のとおりである。B夫さんは63歳に達した日に定年退職となることから年金額等について相談をするためA銀行X支店を訪れた。

  • 昭和43年4月~平成15年3月:㈱甲社に勤務し厚生年金保険に加入。昭和48年4月からは厚生年金基金の加入員でもある。
  • 平成15年4月~平成15年9月:国民年金に加入して保険料を納付
  • 平成15年10月~63歳に達するまで:㈱乙社に勤務し厚生年金保険に加入(厚生年金基金にも加入)

 B夫さんの平成6年基準(従前額保障)の平均標準報酬月額は365,200円、平均標準報酬額は402,800円、厚生年金基金の平均標準報酬月額は290,600円、平均標準報酬額は437,800円である。

 なお、妻のC子さん(昭和24年2月25日生まれ)は、平成3年4月から㈱丙社に勤務して厚生年金保険に加入、60歳に達した日に退職の予定である。昨年の年収は、300万円であった。

(2) C子さんが、事例の加入期間のみで老齢基礎年金の受給資格期間を満たす理由を簡潔に説明してください。

※本日は(2)のみ解説します。

【解説】

2008年3月8日(土)の記事でも触れましたが、昭和26年4月1日

までに生まれた人については、男子か女子か、はたまた第三種

被保険者がによっての違いはありますが、厚生年金保険の

中高齢の特例に該当する場合があります。

これは、従来の被用者年金制度においては、原則として20年の

受給資格期間があれば老齢給付が支給されたことから、

設けられている経過措置です。

s.23.4.2~s.24.4.1 に生まれた女子は、35歳以後の厚生年金保険

の被保険者期間が17年(204月)以上あれば240月の被保険者

期間があることにしてくれます。

C子さんは42歳以後、予定通り60歳に達するまで加入する場合、

214月ありますから、中高齢の期間短縮特例に該当します。

したがって、C子さんの加入期間のみで老齢基礎年金の受給

資格を満たすこととなりますdiamond

***************************************************

今日は初出勤でした♪ 今月の末で、1人いらっしゃる

勤務社労士の方が退職されるらしく、私はその後任者として

採用していただいたようです。

そして、近々、勤務社労士として登録することになりそうですconfident

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2008年3月 8日 (土)

厚生年金基金加入者の老齢厚生年金の年金額

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問3(1)】

 B夫さん(昭和20年3月15日生まれ、昭和59年10月結婚)の公的年金の加入歴は、次のとおりである。B夫さんは63歳に達した日に定年退職となることから年金額等について相談をするためA銀行X支店を訪れた。

  • 昭和43年4月~平成15年3月:㈱甲社に勤務し厚生年金保険に加入。昭和48年4月からは厚生年金基金の加入員でもある。
  • 平成15年4月~平成15年9月:国民年金に加入して保険料を納付
  • 平成15年10月~63歳に達するまで:㈱乙社に勤務し厚生年金保険に加入(厚生年金基金にも加入)

 B夫さんの平成6年基準(従前額保障)の平均標準報酬月額は365,200円、平均標準報酬額は402,800円、厚生年金基金の平均標準報酬月額は290,600円、平均標準報酬額は437,800円である。

 なお、妻のC子さん(昭和24年2月25日生まれ)は、平成3年4月から㈱丙社に勤務して厚生年金保険に加入、60歳に達した日に退職の予定である。昨年の年収は、300万円であった。

(1) B夫さんが退職後、実際に受給することができる国からの老齢厚生年金の年金額について、計算式を示して算出してください(計算途中の1円未満の端数は四捨五入すること)。

※本日は(1)のみ解説します。

【解説】

これは、完全にやられました。この計算問題に関しては、

きっと報酬比例部分と定額部分の部分点しか

獲得できていないようですshock

まずは、加入歴を整理してみましょう。

  1. s.43.4~h.15.3 の420月 → 総報酬制導入前の厚生年金保険
  2. h.15.4~h.15.9 の6月 → 国民年金
  3. h.15.10~h.20.2 の53月 → 総報酬制導入後の厚生年金保険
  4. s.48.4~h.15.3 の360月 → 総報酬制導入前の厚生年金基金
  5. h.15.10~h.20.2 の53月 → 総報酬制導入後の厚生年金基金

ここで、ちょっと考えないといけないのが、妻のC子さんの

厚生年金被保険者期間の長さです。

60歳に達した日に退職予定なので、h.3.4~h.21.1 の214月

ですが、C子さんは昭和24年2月生まれなので、35歳以後の

厚生年金保険の被保険者期間がある場合は、中高齢の期間

短縮特例に該当する場合があります。

s.23.4.2~s.24.4.1 に生まれた女子は、35歳以後の厚生年金保険

の被保険者期間が17年(204月)以上あれば240月の被保険者

期間があることにしてくれます。

C子さんは、42歳以後、予定通り60歳に達するまで加入する場合、

214月ありますから、中高齢の期間短縮特例に該当します。

こうなると、C子さんが退職後h.21.3から特別支給の老齢厚生年金

を受給する場合には、B夫さんの加給年金額は支給停止に

なります。 が!! B夫さんの退職後の年金額、つまりh.20.4の

年金額ですから加給年金額は支給されますねhappy01

①報酬比例部分

総報酬制導入前  
(365,200円× 7.72 ×420月
1000

総報酬制導入後  
+402,800円× 5.938 ×53月)
1000

   ×1.031×0.985=1,331,256円

②定額部分

  1,676円×1.065×456月×0.985=801,724円

③厚生年金基金代行部分

 ここを完全に間違えました。過去問は10年分は1回やっただけで

 あとは直近5年分を回しただけだったので、2001年(第88回)問5

 に基金代行部分の計算問題があったのに、試験のときは思い

 出せませんでした… まだまだ、きちんと理解できていなかった

 ということですね。でも、これでハッキリと理解できましたsign03

 基金の代行部分のうち、再評価部分と物価スライド部分に

 ついては、国から支給されます。 この計算の仕方が分からな

 かったんです…

 再評価をせず、物価スライドをしない ということは、給付乗率の

 読み替えをせず、1.031×0.985を乗じない ということです。

総報酬制導入前  
(437,800円× 7.334 ×360月
1000

総報酬制導入後  
+437,800円× 5.642 ×53月)
1000

   =898,167円

④国からの老齢厚生年金の基本額

 1,331,256円+801,724円-898,167円=1,234,813円≒1,234,800円

⑤加給年金額  396,000円

☆国からの老齢厚生年金の年金額

  1,234,800円+396,000円=1,630,800円

yen1,630,800円です。

***************************************************

今夜は、とある社労士有資格者の掲示板でお知り合いになった方

お2人とお食事の予定です。

初めてお会いするんですが、とっても楽しみですheart04

昨日の勉強 :年金アド2級試験の見直し

本日の勉強予定 : 年金アド2級試験の見直し

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2008年3月 6日 (木)

老齢基礎年金の年金額

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問2(2)】

 A子さん(昭和年1月18日生まれ、昭和51年10月結婚)の公的年金制度の加入暦は、下記のとおりである。

 なお、夫は家業を継ぎ、学校卒業後から自営業を営んでいる。

<A子さんの公的年金制度の加入暦>

  • 昭和42年 4月~昭和46年 3月:厚生年金保険(脱退手当金を受給)
  • 昭和46年 4月~昭和51年 9月:国民年金(保険料は未納付)
  • 昭和51年10月~平成11年 9月:国民年金(保険料納付済期間)
  • 平成11年10月~平成14年 3月:国民年金(保険料全額免除期間)
  • 平成14年 4月~平成18年 6月:国民年金(保険料半額免除期間)
  • 平成18年 7月~平成20年12月:国民年金(保険料4分の1免除期間)

(2) A子さんが65歳から受給できる老齢基礎年金の年金額について、計算式を示して算出してください(年金額は平成19年度価格)。

※本日は(2)のみ解説します。

【解説】

この老齢基礎年金の額で、保険料免除期間のそれぞれの月数の

計算をするときに、分数を乗じますよね?

この分数の意味、ちょうど1年前の社労士の勉強中に、

解決していました。

  1. 原則の国庫負担の場合は、コチラ
  2. 経過措置の国庫負担の場合は、コチラ

現在の国庫負担は、経過措置による割合ですから、

2.の方で計算します。

まずは、年金額に反映される期間の月数と、その反映される

割合(分数)について見てみましょう。

①保険料納付済期間…276月 → そのまま反映

②保険料全額免除期間…30月 → 3分の1を反映

③保険料半額免除期間…51月 → 3分の2を反映

④保険料4分の1免除期間…30月 → 6分の5を反映

今回の問題の場合、①~④の期間を合計しても、480月を

超えることはないので、それぞれの分数を乗じるだけで大丈夫

ですね。

また、A子さんの加入可能年数は、生年月日から40年です。

792,100円× 276月+30月× 1 +51月× 2 +30月× 5
3 3 6
    480月  

=569,322円≒569,300円

A子さんが65歳から受給できる老齢基礎年金の年金額は、

yen569,300円です。

***************************************************

今日、ある社労士事務所から『採用します』とのお電話を

いただきましたhappy01

早速、来週の月曜日から仕事に行くことになりました。

こんなに早く決まるとは思ってなかったので、驚きましたsign03

頑張りま~~すgood

昨日の勉強 :年金アド2級試験の見直し

本日の勉強予定 : 年金アド2級試験の見直し

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2008年3月 5日 (水)

老齢基礎年金の受給資格期間

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問2(1)】

 A子さん(昭和年1月18日生まれ、昭和51年10月結婚)の公的年金制度の加入暦は、下記のとおりである。

 なお、夫は家業を継ぎ、学校卒業後から自営業を営んでいる。

<A子さんの公的年金制度の加入暦>

  • 昭和42年 4月~昭和46年 3月:厚生年金保険(脱退手当金を受給)
  • 昭和46年 4月~昭和51年 9月:国民年金(保険料は未納付)
  • 昭和51年10月~平成11年 9月:国民年金(保険料納付済期間)
  • 平成11年10月~平成14年 3月:国民年金(保険料全額免除期間)
  • 平成14年 4月~平成18年 6月:国民年金(保険料半額免除期間)
  • 平成18年 7月~平成20年12月:国民年金(保険料4分の1免除期間)

(1) A子さんの老齢基礎年金の受給資格期間について①保険料納付済期間、②保険料免除期間、③合算対象期間の月数をそれぞれ記入してください。

※本日は(1)のみ解説します。

【解説】

まず、A子さんの加入暦の中で、パッと見ただけでどの期間かが

分かるものと、分かりづらいものとを分けましょう。

  1. s.42.4~s.46.3 厚生年金保険(脱退手当金を受給) → 分かりづらい(18歳~22歳までの48月)
  2. s.46.4~s.51.9 国民年金(保険料は未納付) → 分かりづらい(22歳~27歳までの66月)
  3. s.51.10~h.11.9 国民年金(保険料納付済期間) → 分かる(27歳~50歳までの276月)
  4. h.11.10~h.14.3 国民年金(保険料全額免除期間) → 分かる(50歳~53歳までの30月)
  5. h.14.4~h.18.6 国民年金(保険料半額免除期間) → 分かる(53歳~57歳までの51月)
  6. h.18.7~h.20.12 国民年金(保険料4分の1免除期間) → 分かる(57歳~60歳までの30月)

分かるものについて、まず分類してみましょう。

3. の期間は、保険料納付済期間です。問題文にそう書いて

ありますからねscissors  保険料納付済期間として276月ゲットですsign03

次に、同じように問題文にそう書いてある免除期間です。

4分の1免除も半額免除も全額免除も、まとめて保険料免除期間

となります。 ですから、保険料免除期間として111月ゲットですsign03

さて問題なのは、合算対象期間ですね。

まず、1. の厚生年金保険の被保険者期間のうちで、脱退手当金

を受給した期間のうち、昭和36年4月1日以後の期間については、

大正15年4月2日以後生まれの者(つまり、新法適用者)であって、

新法施行日(昭和61年4月1日)以後65歳に達する日の前日まで

に、保険料納付済期間又は保険料免除期間を有するに至った

場合に限って、合算対象期間としてくれます。

A子さんの1. の期間は、これらの条件を満たしていますから、

合算対象期間として48月ゲットですsign03

さて、ここで困ったことが…bearing

実は、2. の国民年金には加入しているが保険料は未納付

である、新法施行前の期間が、どういう扱いになるのかが

分からないんです。 頼りないことですみません。

ただ、下手なことは書けませんから、恥ずかしながら、正直に

書いておりますwobbly

個人的な見解としては、保険料を納付していないのだから、

どの期間にも含まれないのではないか と思っています。

もし、ご存知の方がおられましたら、是非コメントにてご教示

お願いいたします。

というわけで、それぞれの月数をryoさんのマネをして、表に

まとめてみましたbleah

  国年 1/4 半額 全額 合算 国年
  (第1号) 免除 免除 免除 対象 未納付
s.42.4~s.46.3         48  
(脱手受給)          
s.46.4~s.51.9           66
s.51.10~s.11.9 276          
s.11.10~h.14.3       30    
h.14.4~h.18.6     51      
h.18.7~h.20.12   30        
納付済期間 276          
免除期間   30 51 30    
合算対象期間         48  

というわけで、解答です。

①保険料納付済期間 276月

②保険料免除期間   111月

③合算対象期間     48月

   ※合算対象期間については、未納付の期間が含まれるので

     あれば、114月です。

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2008年3月 4日 (火)

保険料額(率)の引上げについて

 。・・。・・。・・。2008年は ”進年”!。・・。・・。・・。

※2008年3月2日に行われた年アド2級の試験の私なりの解答ですので、実際の解答と異なることがあるかもしれません。何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

【年アド2級 2008年(第109回) 問1(2)】

(2) 平成16年の年金法改正により、保険料(率)が毎年引き上げられることになったが、どのように引上げが行われているか、国民年金と厚生年金保険それぞれについて毎年の引上げ額(率)、最終的な水準(上限)を明記して、簡潔に説明してください。

【解答】

①国民年金について

 国民年金の保険料額については、毎年280円ずつ引き上げ

 られており、例えば平成20年度においては、14,420円に保険料

 改定率を乗じた額とされている。 最終的な水準は、16,900円に

 保険料改定率を乗じた額とされており、平成29年度から適用

 されることとなっている。

②厚生年金保険について

 厚生年金の保険料率については、毎年0.354%ずつ引き上げ

 られており、例えば平成19年9月~平成20年8月の原則の

 保険料率は、1000分の149.96とされている。最終的な水準は、

 1000分の183.00とされており、平成29年度から適用されることと

 なっている。

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