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2007年10月 2日 (火)

募集・採用時の年齢制限の禁止 ~雇用対策法~

厚生労働省のHPを見ていて、この法改正に出くわしました。

「平成19年10月1日から労働者の募集・採用時に、年齢制限を

設けることができなくなります。」

これまで、雇用対策法では、第7条において

事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認められるときは、労働者の募集及び採用について、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えるように努めなければならない。  ※『Sha-ra-run』より条文引用

と、努力義務とされていました。

でも、そこは「努力義務」のこと。

なかなか政府が思っているようには、年齢制限の壁は

なくなりません。

そこで、今回、雇用対策法第7条が、

事業主は、青少年が将来の産業及び社会を担う者であることにかんがみ、その有する能力を正当に評価するための募集及び採用の方法の改善その他の雇用管理の改善並びに実践的な職業能力の開発及び向上を図るために必要な措置を講ずることにより、その雇用期間の確保等が図られるように努めなければならない。

と、改正されました。

また、雇用対策法第10条も、雇用情報に関する条文であったのが、

事業主は、労働者がその有する能力を有効に発揮するために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、労働者の募集及び採用について、厚生労働省令で定めるところにより、その年齢にかかわりなく均等な機会を与えなければならない。

という年齢制限禁止の条文に改正されました。

これからは、職安や民間の職業紹介所、そして求人広告等への

広告などなど、すべてにおいて原則として年齢制限を設ける

ことはできなくなります。

近い将来、転職を企んでいる私にとっては、少しありがたい

感じもしますが・・・(^^;

ここで注意点が!!

社労士関連の法律に限らず、法律というものは割りと例外が

お好き☆ ですよね。

今回もご多分に洩れず、例外があります (;´д` ) トホホ

雇用対策法施行規則第1条の3第1項

1号    定年年齢を上限として、当該上限年齢未満の労働者を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

2号    労働基準法等法令の規定により年齢制限が設けられている場合

3号のイ 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

3号のロ 技能・ノウハウの継承の観点から、特定の職種において労働者数が相当程度少ない特定の年齢層に限定し、かつ、期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合

3号のハ 芸術・芸能の分野における表現の真実性等の要請がある場合

3号のニ 60歳以上の高年齢者又は特定の年齢層の雇用を促進する施策(国の施策を活用しようとする場合に限る。)の対象と鳴る者に限定して募集・採用する場合

これらの具体的な事例については、私がこの記事を書くに

当たって手に入れた事業主用のリーフレットに、詳しく書かれて

います。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/other16/dl/index03.pdf

今のこの時期に、厚生労働省のHPなどで法改正の概要を

掴んでおくのも、いいものですね。

昨年までの私には、そんな余裕はありませんでしたが(^^;

今回の、年齢制限禁止の他にもいくつかの改正事項が

記載されていました。

是非、参考になさってみてください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/other16/index.html

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コメント

今日、ハローワークに立ち寄りました。
しかも会社の制服でお遣いの合間に(笑)

期待していたのですが、全然でしたよ~。
今までと変らず女性の正社員は35歳までが圧倒的に多かったです。
ただはっきりと理由が記載されています。
「3号のイ 長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、若年者等を期間の定めのない労働契約の対象として募集・採用する場合」って。

お互い転職活動、めげずに頑張りましょう!

投稿: a--ring | 2007年10月 3日 (水) 03:41

【a-ringさま♪】

>今日、ハローワークに立ち寄りました。
>しかも会社の制服でお遣いの合間に(笑)
時間は有効に使わなくては(笑)
私も、お遣いの合間に、できる限りのことをします(^^;

やはり、「3号のイ」を前面に出してましたか!!
厚生労働省のHPを見ながら、きっとこれらの例外事由をフル活用するに違いない!と思っていましたが・・・

年齢制限がなくなったといっても、手放しで喜べるわけでは
ありませんね。
世の中、キビシイです (+_+)

ホント、めげずに頑張りましょう!

投稿: yuki | 2007年10月 3日 (水) 08:41

またまた今日もハローワークに行ってきました。
(お昼休みです(笑))
今日は社労士事務所全て集めてきました。
その中のとある社労士事務所の年齢制限(35歳まで)の理由。。。「コンピュータを使用する事が多く、かなり視力をつかうため」
ちょっと無理がありますよね。視力の良い40歳も視力の悪い20代も様々だと思うのですが・・

投稿: a--ring | 2007年10月 3日 (水) 19:46

【a-ringさま♪】

おっ、連チャンですね(笑)

>「コンピュータを使用する事が多く、かなり視力をつかうため」
こんな理由で、通用するんですね~(ー_ーメ)
ギリギリの35歳の人を雇ったとして、それなりの年齢に達したら
「目が疲れるでしょう」と言って、退職を促すのでしょうか(苦笑)
私なんて、小5以来ずっとレンズとお友達ですが・・・

投稿: yuki | 2007年10月 4日 (木) 08:27

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