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2007年9月28日 (金)

第3号分割

2回目で、無謀にも『第3号分割』に手を出すことにしました(^^;

で、いざ調べてみると、「な~んや、離婚時分割より簡単やん♪」

という印象(^^)  まぁ、さわりの部分だけしか見てないから

でしょうけれど・・・(^^;

平成19年4月から始まった離婚時分割。 結構ヒヤヒヤした

お父さん方も多かったことでしょう(苦笑)

この離婚時分割は、かなりややこしいですよね。

それに比べると、平成20年4月から導入される「第3号分割」は

割とスッキリしているようです。

厚年法 第78条の13  被扶養配偶者に対する年金たる保険給付の基本的認識

被扶養配偶者に対する年金たる保険給付に関しては、第三章(保険給付)に定めるもののほか、被扶養配偶者を有する被保険者が負担した保険料について、当該被扶養配偶者が共同して負担したものであるという基本的認識の下に、この章(第三章の三)の定めるところによる。

『Sha-ra-run』より条文引用   ※斜体部分は、私が加筆しました。

分かりやすく言うと、サラリーマンの夫(国年の第2号被保険者)

が給与から天引きされて支払っている厚生年金保険料は、

その嫁様(国年の第3号被保険者)と共同で負担したもの、

つまり嫁様も支払ったものとしますよ ということです。

そして、共同負担したものである ということなので、離婚

するのなら、嫁様が支払ったものとする分は嫁様に渡しますよ

という考え方をします。ですので、離婚時分割と違って、第3号

分割では、嫁様からの請求があれば、サラリーマンの夫の

合意なしで、強制的に分割されます。

それも、『2分の1』と、分割の割合まで定められています。

これも、離婚時分割とは違う点ですね(^^)

おまけに、もうひとつ離婚時分割とは違う点が・・・

離婚時分割は、平成19年4月1日以降に離婚した人たちの

『婚姻していた期間』の厚生年金の保険料納付記録を分割する

という制度でしたが、第3号分割は、『平成20年4月1日以降の

婚姻していた期間』の厚生年金の保険料納付記録を分割する

制度です。ですから、平成20年5月に離婚すれば、1月分の

保険料納付記録だけを分割する ということになりますね。

少しだけ、この2つの制度の違いを表にしてみました。

  離婚時分割 第3号分割
①当事者間の合意 原則、必要 不要
②対象期間 婚姻期間 H20年4月以後の婚姻期間
③分割される割合 按分割合:上限が2分の1とされており、原則、当事者間で取り決め 分割割合:2分の1固定
④請求期限 離婚後2年以内 なし

ここで、注意しないといけないことが・・・

平成20年4月1日以降に離婚した、夫婦の場合、離婚時分割と

第3号分割を併用しますが、この場合、平成20年4月以降の

婚姻期間については、第3号分割を適用して嫁様の請求だけで

強制分割、平成20年3月以前の婚姻期間については、離婚時

分割を適用して、あのややこしい手続を踏まないといけません。

それでなくても、離婚ってパワーがいるのに、もっとパワーが

いることになってしまいましたね(^^;

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コメント

離婚でも『勝ち組』と『負け組』に分かれるそうな・・・

離婚時分割の原則当事者間の合意っていうのに無理を感じていたので、どっちも2分の1に固定にすればいいのにって思います。

投稿: まさ@ | 2007年9月28日 (金) 15:08

【まさ@さま♪】

>離婚時分割の原則当事者間の合意っていうのに無理を感じて
>いたので、どっちも2分の1に固定にすればいいのにって
>思います。
これは、女性側からするととてもありがたいご意見です(^^)
ホント、どうして離婚時分割は原則当事者間の合意で按分割合を決定して、第3号分割は2分の1と決まっているのか・・・
不思議ですね。。。

投稿: yuki | 2007年9月29日 (土) 08:27

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